2024年9月14・15日、神秘の植物・アガベにスポットを当てたイベント「アガベサミット2024 in 湯布院」が開催されます。イベント開催には湯布院の若手経営者の皆さんも関わっており、大分初のイベント開催に期待が膨らみます。今回はイベントの紹介と、実行委員会の皆さんの声をリポートします。
■世界が注目する神秘の植物「アガベ」とは？

アガベとは、メキシコを中心としたアメリカ大陸に分布する多肉植物。その独特のフォルムから日本では「竜舌蘭（リュウゼツラン）」と名付けられ、観葉植物としての需要が高まっています。
アガベにはたくさんの種類があり、蒸留酒・メスカルなどがつくられます。なかでも「ブルーアガベ」はテキーラの原材料として知られており、「神秘の植物」とも呼ばれています。また、アガベから糖分を抽出してつくられる甘味料「アガベシロップ」はGI値が低く、砂糖の代替品として健康的な食生活に役立つと評判です。

■アート・フード・音楽・温泉とアガベとのコラボ
「アガベサミット」は2022年に沖縄でスタートしました。今回は「温泉とアガベでととのう」をテーマに、湯布院の温泉保養集落施設「束ノ間」でアート、音楽、フードを楽しみながら、アガベの持つリフレッシュ効果と日本古来の温泉文化を掛け合わせた、貴重な体験ができるイベントになるよう企画しています。以下にその概要を紹介します。
［スペシャルカクテル＆モクテル］
九州各地で活躍する14名のゲストバーテンダーの皆さんが、特設バーでアガベスピリッツのスペシャルカクテル＆モクテルを提供します。大分県からは湯布院の名旅館「亀の井別荘」「由布院 玉の湯」「山荘 無量塔」「おやど 二本の葦束」内のバーや、大分市の「Loin d’ici（ロワンディシー）」、中津市の「IRISH BAR ARIGO」のバーテンダーが参加します。
［アート］
日本初のアガベアート展が開催されます。別府市在住の網中いづるさん、メインビジュアル担当の白根ゆたんぽさん、日本を代表するイラストレーターのヒロ杉山さんをはじめ16名のアーティストが「アガベ」をテーマにした描きおろし作品を展示。9月14日（土）には出品作家8名のトークショーが開かれます。なお、作品原画は湯布院・金鱗湖のギャラリー・カフェ「LA RUCHE（ラリューシュ）」で12月1日まで展示されます。
［フード］
アガベの原産地・メキシコの本格タコスや伝統料理、人気料理家・アベクミコさんのタイカレー、大分市・寿し樹の本格江戸前鮨、限定コラボスイーツなど、多彩なフードブースが並びます。
さらに参加者限定のアフターパーティーでは、音楽と共にBBQやスウェーデントーチの焚火を予定しています。
［音楽.etc］
レコード市＆DJでラテン音楽が楽しめるほか、蓄音機鑑賞タイムも。テキーラセミナー、アガベ市、シガーブースなども出店します。
［温泉］
湯布院といえば温泉!　イベント参加者は、由布岳の絶景と共に「束ノ間」の巨大露天風呂が楽しめます。
※湯布院の実行委員を紹介する「アガベサミット2024 in 湯布院 実行委員会の皆さん #2」へ続く