※メイン写真 いきつけのカフェでもスマホで支払い第一回「スマートに支払いをする」

大分市のまちなかで暮らしている藤野と申します。「スマートな生活」をテーマにして、これから今風なネットの活用した暮らしについてお話をしていきたいと思います。

「スマート」を主題とするコラムの初回で「お金」の話をするのは少し無粋なのかもしれませんが、これからの生活では「スマホ決済=キャッシュレス」にうまく対応することはかなり大事だと思います。
私は買い物の際は必ずキャッシュレス決済を利用します。決済には、各種のクレジットカードやプリペイドカード、スマホ画面にアプリで表示したバーコードやQRコード、そしてスマホをかざすタッチ決済など、様々な方法があります。

そして私が最もスマートで簡単、かつ便利だと感じているのは、「スマホのタッチ決済」です。スマホの側面ボタンを2度押すだけで支払いモードに切り替わり、端末に軽くタッチするだけでただちに支払いが完了します。このやり方は財布から現金を数えて取り出すよりずっとスムーズに支払いをすることができて、スマートな支払い方だと使っている本人も毎回感心しています。
こうして電車の改札や自動販売機でのドリンク購入などもタッチで済ましていますと、手元のスマホがあたかも「魔法の板」のようにみえてきて、スマホさえ持っていれば快適に買物や移動ができる世の中になっています。

このようにスマホにクレジットカードを登録するだけでも、じつに便利になるのですが、さらにスマートに活用するには「ポイント還元率」を意識しておくことも大事です。せっかくスマホ決済をするのなら、それに見合うメリット、つまりポイント還元は積極的に得るべきだと思っています。
私は買い物をすべてキャッシュレス決済にすることで、購入金額の数パーセント分のポイントを常に還元してもらっています。スマホタッチで支払う都度「また、ポイントが貯まった!」と買物の快感~脳内のドーパミンの分泌も倍増します。
税金の全額とまではいきませんけれど、こまめにキャンペーンなども確認しながらポイントを貯めていきますと、実感として支払う金額に含まれる消費税負担の半分以上がポイントで戻してくれる勘定になります。

けれどもお店側にとってキャッシュレス決済の際は手数料を負担するので、「現金払いのみ」としている店舗もたくさん存在しています。しかしカード会社に支払う手数料は、お客様にも還元されていることをぜひご理解いただきたいです。キャッシュレス決済は、これからの時代に必須となる顧客サービスの一環として、ぜひ導入を検討していただきたいと思います。

品物やサービスを提供する店舗、スマホで買物をしたい消費者、便利なシステムを開発する業者、スマホで支払う際に関わっている三者のそれぞれが得になる、「三方が一両得」になるような「ポジティブループ」を作り出していくことが、これからのスマートな社会に求められていると考えています。

profile

藤野 幸嗣
ふじの・ゆきつぐ:1953年生まれ、大分のまちなかに在住。散歩、自転車のポタリング、そしてネットの逍遙が好きです。
好奇心を旺盛に、スマホやネットを使いこなして楽しく暮らす、「大分はニューヨークよりも面白い」が信条。