自社の強みを活かし、住まいづくりのベストパートナーに
景気回復の兆しとともに新設住宅着工戸数が堅調に推移していますが、ここ大分県内でも明るい話題をよく耳にします。
ブランド分譲マンションならびにブランド分譲宅地の企画・販売代理をはじめとした、「街づくり」に軸を置きながら、お客様の住まいづくりの提案を心がけている不動産業者が株式会社ジェイ・エステートです。関東エリアを統括する伊東哲也取締役会長をパートナーに迎え、代表取締役を務める九州エリア統括担当が1974年生まれの若手経営者、谷川立社長です。大学卒業後、大分市内の不動産デベロッパー勤務により鍛えられた経験を活かし、2002年に28歳で同社の起業に至ったといいます。
同社は、まだ“不動産販売代理”という事業が、大分県内になじみのなかった当時から積極的に取り組んで実績を積み上げていきました。現在は新日鉄興和不動産株式会社が手がける高級分譲マンションならびに分譲地の『リビオ』ブランドや、JR九州グループの九鉄工業株式会社が手がけた大分駅周辺のマンション『ファンテージ大道』等の販売に一役買っています。さらに戸建事業とマンション事業の長所を活かしたエリア型建売分譲事業『BI・SHITSU』では、トータルな街づくりにつながる事業に取り組んでいます。
「パートナーの伊東会長が税理士であることと、私が不動産コンサルタントとして数多くの経験を積んでいることが当社の強みです。不動産を購入した際にまつわる税金に関するアドバイスはもちろん、たとえば賃貸マンションの修繕積立金の考え方から、いつが購入時期として適しているか、アパート経営における資産有効活用はどうすればいいかといった具合に、事細かなコンサルティングがお客様に喜ばれています。やみくもに不動産を売り込む時代ではありません」
ジェイ・エステートでは、成約されたお客様の3割近くが紹介だといいます。なかには10年前にご契約をいただき、実際に住んでみてご満足いただいたうえで、同社を勧めてくださるというケースが多いとのこと。
「これは非常にうれしいことです。購入した時点で喜んでいただけるのは当たり前で、実際に長く住んでみて、10年後、20年後に良かったなと言ってもらえた時点で、初めていいお取り引きが出来たという手応えを感じます」
人と人との“縁”を大切にしているという、谷川社長らしい言葉です。その考えは、たとえ大きな企業とのビジネスにおいても、社員に対しても変わらないと力を込めます。
「すべての事業は人と人とのつながりで成り立っており、そのぶん僕自身もひとつひとつの出会いを大切にしています」
未来の大分の街づくりに、同社がどのような役割を果たしていくか、期待は膨らみます。