事業意欲旺盛な青年経営者が描く 人を幸せにする家づくり
国土交通省が発表した2019年の新設住宅着工戸数905,123戸のうち持ち家と一戸建て分譲住宅はあわせて436,260戸と、いずれも前年より増加しています。大分県での新築需要も堅調で、週末には住宅メーカー各社による展示会が各地で賑わっています。
日出町に本社を置くクリエーション株式会社は2014年に創業した住宅販売会社。まだ若い会社ではありますが、同社が手がけた木造新築住宅の評判は良く、着工戸数も順調な伸びを見せています。代表取締役 本多晋也氏は、創業当時の思い出を、次のように語ります。
「工務店で大工として10年ほど腕を磨いて、31歳で独立しました。最初はハウスメーカーの手間受け仕事などからスタートし、自分でチラシを作って営業もしていました」
そのうち、何か自分の作品を残していかないと羽ばたけないと思うようになった本多代表は、まずは良質な建売住宅を自社で造っていこうと決心したそうです。
「最初に契約が成立した建売住宅は日出町に建てた物件。年末に見学会を開いたところ、朝早く父親がお子様とお見えになられ、『夜遅くになるが奥様と一緒に見学したい』というお申し出があり、再訪していただきました。結果的に、その日にご契約いただき、深夜まで家づくりについてお話をしました。後から聞いたのですが、ご近所にお住まいになられていた方で、当社が丁寧な家づくりをしているところをずっと見ていたらしく、『建てた人の思いが伝わってくる家だから購入したいと思った』という言葉を聞いた時は感激しました」
この契約を皮切りに、同社では施主の希望に耳を傾けながら、末長く笑顔で暮らせる“本当に良い家づくり”を提案してきたことにより、地域からの信頼を勝ち取ってきました。そのひとつのあらわれが、同社の注文住宅の標準住宅仕様となっている「ハウスガードシステム」です。
「木材に加圧注入処理を施すことで耐久性を高め、シロアリや腐蝕からの被害を防ぐことができる、通称“緑の柱”で建てる家づくりをご提案しています。また、国土交通省が認定した建築物の省エネルギー性能表示制度で『5つ星』を獲得した実績もあります」
すべてお客様の立場に立った家づくりを心がけている同社の企業理念は、「『今できる』をカタチにする」。お客様の夢をかなえるため、全力でのぞむという心意気があらわれています。
「住宅ブームと言われて久しいですが、永続的なものではありません。本当に良い家づくりを貫くことが当社の真価につながるよう、気を引き締めてのぞまなければなりません」
大分県内トップブランドを目指すクリエーション株式会社。本多代表の手腕に期待が集まります。